新局面どうなる「核のごみ」…文献調査報告書完成…22日にも道・寿都・神恵内に提出へ
高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場建設に向けた文献調査について、調査結果をまとめた報告書の完成版が、2024年11月22日にも道・寿都町・神恵内村に提出される見通しであることがわかりました。
「核のごみ」の最終処分場建設に向け、2020年から寿都町と神恵内村で始まった文献調査では、これまでに寿都町の「全域」、神恵内村の南端の「一部」が次の概要調査候補地として示され、2024年8月に国の審議が終了していました。
調査を進める原子力発電環境整備機構・NUMOは、文献調査の報告書の完成版を、22日にも鈴木知事・片岡寿都町長・高橋神恵内村長に提出する方針であることが関係者への取材でわかりました。
第2段階の概要調査に進むには知事や町村長の同意が必要となりますが、鈴木知事は反対の意向を示しています。