災害活動拠点を北見市常呂町に 大雪などで通行止めになると孤立も 北見警察署と北見市が協定結ぶ
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北海道・北見警察署で31日、災害時に北見警察署が常呂総合支所の一部を災害活動地点として使用する協定が結ばれました。
北見市常呂町は市内中心部からおよそ40km離れた場所にあり、暴風雪や大雪などの災害により通行止めになった場合に孤立してしまうことがあります。
そういった災害時に常呂総合支所を拠点にすることで、警察と市が迅速な情報共有をできるようになり、派遣要員の事前待機場所として使うことができるということです。
また常呂町が孤立した場合、以前は駐在所員が2人で対応していましたが、今後は事前に要員を派遣することが可能になります。
災害協定が自治体と警察署で結ばれるのは道内初ということです。
北見警察署長の関署長は「これからの冬本番、雪による災害が懸念されています。関係機関の連携を図って住民の安心安全を守っていきたい」と話しました。
北見市の辻市長は「災害に強い街づくりに前進すると確信しています。今回の締結を通じて市と警察が連携を取り合うことは、地域のために安心安全を確保する非常に大切な締結をすることができた」と話しました。