切実な声が多数 「敬老パス制度」の存続求め市民団体が署名活動 札幌市は制度見直しを検討
札幌市が制度の見直しを進めている「敬老パス」について、市民団体が「敬老パス制度」の存続などを求めて署名活動を行いました。
(市民団体)「1万7000円は負担は高いが、これがないと私はバスや地下鉄で通うことができません。こういう切実な声が多数です」
札幌の市民団体が訴えたのは「敬老パス制度」の存続と、JRやタクシーなどへの利用拡大についてです。
札幌市では、70歳以上の高齢者に地下鉄やバスなどが利用できる「敬老パス」を発行しています。
現在の制度では最大1万7000円の自己負担で7万円分を利用できますが、市は新たな「敬老健康パス」の導入を検討しています。
市民団体では7月にも集めた署名を市に提出したい考えです。