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桂田社長、観光船沈没事故前に書類送検されていた…船員法違反の疑いで

2024年2月15日 12:06
桂田社長、観光船沈没事故前に書類送検されていた…船員法違反の疑いで

2022年、北海道・知床沖で沈没事故を起こした「知床遊覧船」の桂田精一社長が、事故前に船員に対し必要な雇用契約書を渡していなかったとして、書類送検されていたことがわかりました。

船員法違反の疑いで書類送検されていたのは、「KAZU I」を運行していた「知床遊覧船」の桂田精一社長(60)です。

網走海保によると桂田社長は、沈没事故より前の2021年に、船員に対し雇用に必要な契約書を渡していなかった疑いが持たれています。

「KAZU I」は2021年6月にも座礁事故を起こし、過失往来危険の疑いで船長らが書類送検されていて、その捜査の過程で発覚したということです。

知床沖で20人が死亡し6人が行方不明になっている沈没事故については、桂田社長の立件も視野に捜査が続いています。