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職場の忘年会が復活 団体客の予約が増えにぎわい戻る 5類移行後の師走 北海道

2023年12月6日 18:37
職場の忘年会が復活 団体客の予約が増えにぎわい戻る 5類移行後の師走 北海道

ことしも残すところ1か月を切り、忘年会シーズンとなりました。

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行され、ことしの忘年会の様相も去年までとは変わってきているようです。

新鮮なカキを提供する札幌市中央区の居酒屋です。

年の瀬が迫り、いまは忘年会シーズンの真っ只中。

かき入れどきともあって、連日多くの客で賑わっています。

(来店客)「本当に4年ぶりですね。コロナ明けだから。職場のも復活しましたし、友人とのも復活。小規模の忘年会もあれば7、8人とか職場だと20人とかのもあります」

新型コロナウイルスの影響で、慎重な行動が求められたこれまでの年末年始。

感染拡大を防ぐため、大人数での会食を避けたり宴会を控える動きも見られました。

しかしことし5月、感染症法上の位置づけが5類に移行。

夜のマチに繰り出す人の数もコロナ禍前に戻りつつあります。

(鷲見記者)「お店の前には手指の消毒用のアルコールが置いてありますが、お店の中を見てみると、パーテーションなどはなくなっています」

こちらの店では5類移行後、パーテーションを撤去するなど対策を緩和。

コロナ禍前と同様の店内となり、客入りも戻りつつあるようです。

(ルンゴカーニバル総本店 吉田太郎さん)「忘年会シーズンはコースでの予約をいただくことが多くなっています。10名、20名様という大口な予約もいただいています」

飲食店の情報提供サービスを手掛ける会社の調査によりますと、職場や仕事関係の忘年会の規模はことし、11人から20人と答えた人が最も多くなりました。

客足回復の兆しは旭川でもー

(machibar 森本憲店長)「(去年とは)もう雲泥の差ですね。(コロナ禍前に)戻ってきたという感じで。一安心といいますか、やっと来たかという感じですね」

肉厚の牛タンがたっぷり入った自家製のシチューとイタリア産のグラスワイン。

寒い冬にも人気の組み合わせです。

こちらのイタリアンバルでも、忘年会の予約はコロナ禍前の水準まで回復。

ことしは10月から予約が入り、予約数はすでに去年の3倍以上に増加しているといいます。

(来店客)「去年は細々という感じですね。(ことしは)堂々と。(規模は)30人弱ぐらいですね」

特に多いのが30人以上の大人数での予約。

40人ほどが入れる2階席も週末は貸し切りで満席になる予定です。

(machibar 森本憲店長)「コロナでずっと出られないとか、忘年会・大きい宴会ができないというのがあったと思うので、その反動といいますか。いままで以上のお客さまに来てもらえるように期待しています」

新型コロナウイルスの5類移行で、忘年会もかつてのにぎわいを取り戻しつつあります。