スキーシーズンを前に、子どものスキー用品の買い替えを考えている方も多いのではないでしょうか？

その中で注目されているのは、スキーセットのレンタルやリサイクル。

レンタルの予約は例年にない早さだといいます。

（子ども）「これがいい」

（店員）「痛いところとかあたっているところとかない？」

（子ども）「大丈夫だけどなんか重い」

札幌市内にある子ども用スキー店には、スキーシーズンを前に多くの親子連れが訪れていました。

みなさんのお目当ては…

（客）「（スキー用品の）レンタルを利用しようと思いました」

こちらはスキー板と靴、ストックなど一式をお得にレンタルできる店です。

（ジュニアスキーレンタル　ＡＲＵ　中村朋和店長）「人気なのが６３００円というプラン。オープン当初はたくさん在庫があったんですけど、いまでている分しか在庫がありません」

一式セットで１シーズン６３００円からレンタルが可能です。

（客）「子どもの成長が早いから、毎年買うわけにはいかないので」

（客）「うちはマンションなので、夏場のスキーの保管を考えるとシーズンだけリースできるのが省スペースでいい気がします」

スキー用品店によりますと、物価高が続く中、スキー用品も値上がりを続け、スキー板は３年前に比べると３割以上値上がりしたといいます。

（ジュニアスキーレンタル　ＡＲＵ　中村朋和店長）「お子様の身長に合った板じゃないと技術が向上していかないので毎年替えた方がいい」

こちらの店のレンタルは来年の５月末まで。

春スキーにも対応しています。

（客）「新品と変わらないくらいでなにも気になるところがなかったです」

（子ども）「きれいな色でかわいいやつ（を選んだ）。スキーは苦手だけど」

（記者）「スキーがんばれそう？」

（子ども）「うん」

この日も次々と来店客が。

利用客は去年の１．５倍にのぼるといいます。

スキーのレンタルには事前の入店予約が必要ですが、ことしいっぱいの予約はすでに埋まっているということです。

札幌市でもスキー用品をお得に手に入れる取り組みが…

（石黒記者）「ずらりとならんだスキー。家庭で使われなくなったものを点検して再利用されます」

保管されているスキー用品の数はおよそ１１００セット。

札幌市教育委員会では、２０１０年から家庭で不要になったスキー用品を集め、希望者に無料で譲り渡す取り組みを続けています。

リサイクルはカービングスキーの板やブーツ、ストックで幼児から高校生までのサイズが対象です。

（石黒記者）「スキー板の申し込みは札幌市のＨＰからできます」

スキーの３点セットか単品かを選んで申し込みボタンを押すだけで完了。

ＨＰからの申し込みは２１日午後３時までです。

昨年度は過去最多の４５００件以上の応募があり、ことしも同程度の申し込みが見込まれているということです。

家計の救世主にー

子ども用のスキー用品をお得に手に入れてみてはいかかでしょうか？