ルヴァン杯プライムラウンド準々決勝　第2戦。

準決勝進出へ５点差以上での勝利が必要な北海道コンサドーレ札幌は、ホームに横浜F･マリノスを迎えての一戦。

膝の大ケガから復帰した深井一希が、約１年ぶりにベンチメンバー入りです。

先制したい札幌でしたが、前半１４分。

横浜FMのロングフィードにヤンマテウスが抜け出すと、GK菅野を冷静にかわしてゴールへ。

横浜FMに先制を許します。

前半、札幌は決定的チャンスを作れず、０対１で後半へ。

後半、札幌の攻撃にエンジンがかかります。

後半３分。

右サイドへポジションを変えた菅がボールを持つと、中央へ切れ込みシュート！

ゴール左隅に吸い込まれ、札幌が同点に追いつきます。

さらに、その５分後。

センターサークル付近でFKを得ると、岡村が直接ゴールへ！

クロスバーの跳ね返りを、途中出場のバカヨコが詰めるも横浜DFがブロック。

札幌が決定機を作ります。

火がついた札幌は、後半３２分。

左サイドで青木がボールを持つと、中央へドリブルしクロス。

ファーサイドに飛び込んだ菅が合わせて、ゴール！２対１と札幌が逆転します。

そして、後半３８分。

１万人以上の大歓声の中、深井が２０２３年９月のリーグ戦以来、約１年ぶりにピッチにたちます。

後半４１分にはゴール前でクロスボールに反応！

惜しくもゴールとはなりませんが、チャンスに絡みます。

後半アディショナルタイム、札幌CK。

こぼれ球にサンチェスがシュート！はじかれたところを、再びサンチェスが押し込み移籍後初ゴール。

札幌が３対１で勝利するも、２戦合計スコア(4-7)で敗れ、２０１９年以来、５年ぶりの準決勝進出とはなりませんでした。

次節１４日(土)に、札幌はリーグ戦で東京ヴェルディとホームで対戦。

大逆転でのJ1残留に向けて、リーグ４連勝を狙います。