沖縄キャンプ中の北海道コンサドーレ札幌は１３日(月)、岩政監督体制では初となるフルコートでの紅白戦を行いました。

コンディション調整を意識し、６分３本という短い時間で行われた１１対１１の試合モードの練習で、選手たちはこれまで落とし込まれた『岩政流』の戦術を表現し、激しいプレーを見せました。

カマタマーレ讃岐への期限付き移籍から半年ぶりに復帰した札幌出身の西野奨太選手は、３枚のセンターバックの中央・左・右とポジションを変えながらフル出場し、ビルドアップからの前線へのフィードでゴールをアシスト。

現役時代に同じくセンターバックが主戦場だった岩政監督に、成長ぶりをアピールしました。

（西野奨太選手）「帰ってきたという感じと、心機一転という感じ。新しい体制と雰囲気で、バチバチしながら良い環境でできている。毎日が楽しい。僕が移籍してから多くの選手が加わり、ライバルが増えたという感じ。良い関係性でできている。（岩政監督のサッカーは）戦術的にも面白いし魅力的。守備の部分では、DF陣のスライドやカバーのポジショニングなど基本的なことを１から教えてもらっている。吸収することが多い」