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【秋の味覚】 小学生が「ル レクチエ」の収穫に挑戦 佐渡では“ミニ柿”の収穫がピーク 《新潟》

2024年10月15日 19:48
【秋の味覚】 小学生が「ル レクチエ」の収穫に挑戦 佐渡では“ミニ柿”の収穫がピーク 《新潟》

県内各地から秋の味覚の話題です。
新潟市南区では15日、地元の小学生が特産のル レクチエの収穫に挑戦しました。

腰をかがめながらやって来た子どもたち。実っているのは新潟特産の西洋なし「ル レクチエ」です。

地元の特産品について学ぶため、新潟市南区の茨曽根小学校の児童が収穫を体験しました。

農家から枝の外側に実を動かすと簡単に収穫できるなどとアドバイスをもらうと、児童たちは手際よくル レクチエをもぎとっていきました。

〈児童〉
「とったときにすぐにとれたからすぐとれるんだなと思った。いつも私たちが食べる側だから、農協とかに出す側の大変さを考えて大変だなと思いました」

ル レクチエは甘みを増すため、収穫後に「追熟」が必要で、県内では11月中旬以降、店頭に並ぶということです。



一方、こちらはちょっと変わった柿の収穫。

一般的な柿と比べると大きさの違いが一目瞭然。ミニ柿です。

佐渡市赤泊地区でおけさ柿の木から突然変異で生まれたもので、柿農家の近藤恭章さんは接ぎ木をして50本ほどに増やしました。

おけさ柿の約6分の1の大きさですが、一般的な柿よりも糖度が高く、皮ごと食べられるのが特徴だということです。

〈柿農家 近藤恭章さん〉
「見た目の小ささがとても可愛らしいことと、あとは食べてもとても甘くてすっきりとした甘さなのでいくつでも食べられるということがミニおけさ柿のいい点かなと思います」

ミニ柿の収穫は11月上旬まで続き、渋抜きをしたあと注文に応じて出荷されるということです。