【変わるJR新潟駅】 3月31日に新バスターミナル開業 改札からバス乗り場まで1分で移動できる!? 《新潟》
新潟駅の南北をつなぐバスターミナルが3月31日に開業します。
新潟駅周辺の利便性がよくなることが期待されていますが、どのように変わるのでしょうか。
■JR新潟駅 ことし春に全面開業へ
青い文字で書かれた「新潟駅」の看板が特徴だった3代目の駅舎。
着々とリニューアル工事が進み、その姿は日々変化。
4代目がまもなく完成しようとしています。
駅の全面開業は、ことしの春。
駅の目の前に広がる「万代広場」は来年度の完成を目指して、現在整備が進められています。
そのコンセプトは「都市の庭」。
以前の万代広場のおよそ2倍の広さになる予定です。
JR新潟駅前には現在、新潟の川や潟をイメージしたガラスの屋根が設置されています。
この連続するガラス屋根の先へ向かうと現れるのが、3月31日に開業する新たなバスターミナルです。
万代広場から南口ロータリーまでの範囲に、18の乗り場が誕生する予定です。
線路やホームが地上にあったことで南側と北側が分断されていましたが、行き来しやすくなります。
〈街の人〉
「便利ですよね。いいと思います。 降りたりしないでスッと行けるんだったら」
現在利用されている「万代口バスターミナル」です。
〈誘導員〉
「ピピピ―ッーーーー」 (誘導のホイッスル)
バックで乗り場に入る「スイッチバック式」のバスターミナルは全国的に数を減らし、今では珍しい存在だということです。
しかし、昭和の風情が漂うこの施設は新たなバスターミナルの誕生に伴い、3月末、その歴史に幕を閉じることになるということです。
新ターミナルが開業すると鉄道とバスの乗り換えもスムーズになります。
新しいバスターミナルと駅の改札階である2階を結ぶ階段やエレベーター、エスカレーターが整備され、スムーズに乗り換えができるようになります。
どれくらいスムーズになるのか・・・ 。
改札から、新しいバスターミナルと現在の「万代口バスターミナル」に着くまでの時間を番組スタッフが実際に移動して検証します。
それぞれ乗り場に近い2階の改札口から出発します。
先に到着したのは新しいバスターミナル。
その時間はわずか1分3秒でした。
万代口バスターミナルは2分11秒とおよそ2倍の差・・・ 。
スムーズな乗り換えが可能になりそうです。
■新バスターミナルの前にはスーパーが開業予定
さらに新潟駅バスターミナルに到着してバスを降りた場所には、4月25日に生鮮食品売り場「CoCoLoマート」が誕生予定。
そこに復活するのが・・・ 以前、新潟駅にあった「けんこう市場」。
さらには、2005年まで古町で親しまれていた老舗スーパーマーケット「明治屋新潟ストアー」も復活します。
〈街の人〉
「買い物した後もバス停が近いって事でしょう。とてもありがたいです」
「すごくいいと思います。仕事終わって新潟駅に着いて、改めて買い物に行くと面倒なので、すごく良いですよね」
新潟駅、そして周辺の街の利便性向上へ・・・。
3月31日の開業に期待がかかります。