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元日を襲った地震ドキュメント 新潟市では液状化とみられる道路の陥没や断水被害続く 《新潟》

2024年1月3日 12:15
元日を襲った地震ドキュメント 新潟市では液状化とみられる道路の陥没や断水被害続く 《新潟》
新潟市西区の被害の様子

元日、長岡市で震度6弱などを観測した地震。県内各地で被害が出ました。地震発生からを振り返ります。

1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生。石川県能登地方で震度7、県内でも長岡市で震度6弱、広い範囲で震度5弱を観測。一時、県内全域に津波警報が発表されました。

1月2日、地震から一夜明け被害の状況が見えてきました。
2日午前8時までに県内ではのべ約6300戸で停電が発生しました。
2日午後7時までに新潟市内では建物の全壊が2棟、半壊が4棟などあわせて38棟で被害が確認されています。新潟市は公的な支援を受けるのに必要な、り災証明書の発行の受け付けを2日始めました。

一時運転が見合わせとなっていた上越新幹線、北陸新幹線が2日午後、全線で運転を再開したほか地震の影響で通行止めとなっていた県内の高速道路はすべての区間で解除されました。
3日も新幹線は一部で遅れや、在来線列車は一部の線区で運休や遅れが出ています。

また新潟市では西区を中心に道路の陥没など液状化現象によるとみられる被害が相次いでいます。
さらに、一部の地域で水道管の破裂などの影響により断水が続いています。
西区では水道管から水が漏れ出し、一部の地域で断水や水が濁る被害があるとして復旧が完了するまであわせて9か所に給水所が開設されています。

(※詳しくはリンク動画でご覧ください。1月2日放送 TeNY報道特番 元日の県内に津波警報 最大震度6弱より抜粋)