【交通・乗り物NEWS】いよいよ開業 JR越後線「上所駅」 高まる期待 運賃や所要時間は 《新潟》

3月15日に開業するJR越後線の新しい駅・上所駅。県内の在来線で20年ぶりとなる新駅。どんな駅が完成したのでしょうか。
3月15日に開業する上所駅。
JR越後線の新潟駅と白山駅の間に設置されます。
JR新潟支社管内の在来線で、新しい駅が誕生するのは20年ぶり。
地元住民にとって悲願の新駅です。
新潟市の中心部に、ほど近い「上所」。
ただ、JRの駅はなく、30年ほど前に新駅の構想が浮上しました。
開業を目指して住民などが署名活動を展開し、気運を盛り上げてきました。
9日に行われた新駅誕生を祝う開業式で新潟市の中原市長は…。
新潟市 中原八一市長
「約30年前から構想があり、地域の皆様にとって長年の悲願でありました」
上所駅はJR越後線の新潟駅と白山駅の間に設けられ、新潟駅から1.5キロ、白山駅から1.6キロに位置します。
地元の要望による「請願駅」のため、総工費25億円は新潟市が全額負担しました。
開業に先駆けた内覧会が行われ、地元の住民が真新しいホームを見て回りました。
無人駅で、1日当たり約4600人の乗降客を見込みます。
上下線それぞれにホームがあり、移動は地下の歩道を利用します。
駅のデザインには地元の新潟南高校の生徒が協力しました。
(記者リポート)
「こちらに設置されているベンチは、新潟南高校の生徒がデザインし水のせせらぎをイメージし曲線が美しくスタイリッシュなデザインとなっています」
ベンチは、駅の近くを流れる信濃川をイメージし、背もたれは波の形を表現しています。
地元の住民
「きれいで、駅の中のベンチとか高校生がデザインしたものを拝見して、すごくさわやかな感じ。子どもの時からできる、できると言っていたので、いよいよできるということで、すごく期待しています」