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【交通・乗り物NEWS】いよいよ開業 JR越後線「上所駅」 高まる期待 運賃や所要時間は 《新潟》

2025年3月14日 20:44
【交通・乗り物NEWS】いよいよ開業 JR越後線「上所駅」 高まる期待 運賃や所要時間は 《新潟》

3月15日に開業するJR越後線の新しい駅・上所駅。県内の在来線で20年ぶりとなる新駅。どんな駅が完成したのでしょうか。

悲願の新駅

3月15日に開業する上所駅。

JR越後線の新潟駅と白山駅の間に設置されます。

JR新潟支社管内の在来線で、新しい駅が誕生するのは20年ぶり。

地元住民にとって悲願の新駅です。

住民などが署名活動

新潟市の中心部に、ほど近い「上所」。

ただ、JRの駅はなく、30年ほど前に新駅の構想が浮上しました。

開業を目指して住民などが署名活動を展開し、気運を盛り上げてきました。

9日に行われた新駅誕生を祝う開業式で新潟市の中原市長は…。

新潟市 中原八一市長
「約30年前から構想があり、地域の皆様にとって長年の悲願でありました」

新潟駅と白山駅の中間に設置

上所駅はJR越後線の新潟駅と白山駅の間に設けられ、新潟駅から1.5キロ、白山駅から1.6キロに位置します。

総工費を新潟市が全額負担

地元の要望による「請願駅」のため、総工費25億円は新潟市が全額負担しました。

開業に先駆けた内覧会が行われ、地元の住民が真新しいホームを見て回りました。

無人駅で、1日当たり約4600人の乗降客を見込みます。

相対式ホーム2面2線

上下線それぞれにホームがあり、移動は地下の歩道を利用します。

駅のデザインは高校生が協力

駅のデザインには地元の新潟南高校の生徒が協力しました。

(記者リポート)
「こちらに設置されているベンチは、新潟南高校の生徒がデザインし水のせせらぎをイメージし曲線が美しくスタイリッシュなデザインとなっています」

ベンチは、駅の近くを流れる信濃川をイメージし、背もたれは波の形を表現しています。

地元の住民
「きれいで、駅の中のベンチとか高校生がデザインしたものを拝見して、すごくさわやかな感じ。子どもの時からできる、できると言っていたので、いよいよできるということで、すごく期待しています」

地元の住民
「将来(子どもが)学校に通う際は使うと思いますし、新潟駅まで少し距離があるなと思っていたので電車を使って移動できると思う」

地元の期待を乗せ、いよいよ開業です。

所要時間や運賃は

■所要時間

新潟~上所 約3分

上所~白山 約3分

※JRによりますと、上所開業前の新潟~白山は約4分ですが、開業後は約6分前後となります。

■運賃(例)

新潟~上所 きっぷ:150円 IC:147円

 ※新潟駅から最も安く行ける駅となります

内野~上所 きっぷ:240円 IC:242円

新発田~上所 きっぷ:510円 IC:506円

■改札

自動改札機の設置はなく、「簡易Suica改札機」が設置されます。

現金で乗車する際は、駅にある「乗車証明書発行機」から乗車証明書を受け取り、車内か着いた駅で精算となるということです。

また、この区間を走る定期列車は全て上所に停車するということです。


「夕方ワイド新潟一番」2025年3月10日放送などより

最終更新日:2025年3月14日 20:44