【特集】「普段は営業マン、肉体美は負けない」 新潟でボディビル大会 熱気ムンムン…掛け声ユニーク 《新潟》
鍛え上げた肉体を披露するボディビルの大会が新潟市で開かれました。プロのボディビルダーを目指すという選手から普段は営業マンという選手まで。熱気に包まれた大会を取材しました。
ムッキムキの大胸筋に… バッキバキの広背筋…
海の日の7月15日、ビキニ姿で肉体美を披露するボディビルの大会「SEA OF JAPAN CHAMPIONSHIPS」が新潟市で開かれました。
リポート
「ステージ上でポーズを決めれば熱い声援が飛び交う、まさに“筋肉の品評会”です」
全国各地で開催され、毎年、新潟でも開かれているこの大会。
身長や年齢などカテゴリーごとに選手が登場。
決められたポーズをとりながら審査を行います。
ポーズが決まると…。
観客
「68番!」
「59、ゆうと~」
飛び交うのは選手の番号や“黄色い声援”。
観客
「75番の胸“ムッキムキ”、ぼくの胸“ドッキドキ”!!」
お目当ての選手が評価されれば…
観客
「わー!!」
審査のポイントを聞いてみると。
FWJジャッジ 佐々木小百合さん
「筋量、(筋肉の)コンディション、ポージング、この3つが主に審査の対象」
FWJジャッジ 佐々木小百合さん
「バックを向いたときにも、きちんと背中の広がりがあり、厚みがある。見てわかったと思うんですけど、広げきれない選手はポージングで損をしている」
長野県から出場したこちらの男性。きっかけは高校時代サッカー部の指導者への憧れでした。
長野県から出場した男性
「ごっつくて、歩き方を見て“かっこいい”と思ったのがきっかけですね」
普段はタイヤを販売する営業マン。ですが、仕事中も筋トレが頭から離れないといいます。
長野県から出場した男性
「タイヤを持つことが趣味みたいになってきているので、それでスクワットやったりして、仕事中に」
いま、大きな夢があります。
長野県から出場した男性
「プロになるだけじゃなくてプロで活躍できる(ボディビルの)選手になりたい」
一方、山形県から来たこちらの男性。仕事は営業。建物のシャッターを販売しているといいます。
山形県から出場した男性
「年数が経ったシャッターはけっこう重いんですけど、それを上げられます。営業職ですけど」
この日は奥様が応援に…
学生時代、新潟で出会って半年ほど前に結婚したという2人。付き合い始めた当初はやせ型でしたが、ストイックな生活を続け、今では日焼けしたマッチョな姿に。
山形県から出場した男性の妻
「朝2、3時に起きてジムに行ってという生活。私にはまねできないなと思いながら、毎日」
Q)目の前にフライとかポテトがあったらどうする?
山形から出場した男性
「そうですね、まぁ食べないですよね」
大胸筋や広背筋…“筋肉”優先の生活でしたが、9月に出産をひかえる妻を前に…
山形県から出場した男性
「こっちが第一優先で考えて生きていこうと思っています」
妻と生まれてくる子どもを筋肉で守っていくと誓います。
肉体美を競う熱きバトル。
選手たちは筋肉のさらなる成長を誓っていました。
2024年7月17日「夕方ワイド新潟一番」放送より