竹田市内の中学校4校で統一の制服導入 多様性への配慮やリユースの取り組みも 大分
9日、大分県竹田市の竹田中学校でも入学式が行われました。
学ランやセーラー服を着た在校生たちの拍手で迎えられるのは、ブレザータイプの真新しい制服を着た新入生たち。
実は竹田市では今年度、市内4校全てでこのブレザータイプに制服を統一しました。
◆新入生
「ズボンとかキュロットとかスカートも選べるから自由で嬉しい」
これまで市内の中学校の制服は高いもので夏用と冬用セットであわせて7万円ほどかかっていたケースもあったということです。
今回、統一した制服では男女いずれも夏用冬用のセットで3万8000円程度になるということです。
◆保護者
「全て新しく買い替えるので、負担にもなるので、助かる」
さらに、竹田市では1万8000円を補助する制度も設けました。これにより、購入費は2万円ほどに抑えられるということです。
また、統一された制服は多様性に配慮し、スラックスやスカートは性別を問わず、好きな組み合わせを選ぶことができます。
ほかにも新たな取り組みを検討中だということです。
それが卒業するなどして使わなくなったものをリユースする取り組みです。
リユースは制服以外の学用品も対象とすることを検討しているそうです。