「ゴールデンフルーツ実りました」当選金3億円を受け取れると信じ20代女性が特殊詐欺被害 大分
大分県津久見市に住む20代の女性が3万3000円をだまし取られる架空料金請求詐欺の被害にあったことがわかりました。
警察によりますと、2025年1月下旬ごろ、女性の携帯電話に「【抽選結果】ゴールデンフルーツが実りました」とのショートメッセージが届きました。
添付されたURLをクリックすると「賞金3億円ご当選」「当選者全員が当選金を受け取れば、ボーナス特典1億円を贈呈」などの通知を受信しました。
その後女性は担当者を名乗る人物から「私がサポートします。何も心配ありません」というショートメッセージや、他の当選者と思われる人物から「どうしてもボーナスが必要です」などのショートメッセージが届いたことで当選金が受け取れるものと信じ、当選金の引き換え処理手続き費用として、1月30日から2月3日にかけて4回にわたり、コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入しました。そして、通知の返信フォームに電子マネーカードの利用番号を送信して、合計3万3000円分の電子マネーカードの利用権をだまし取られたものです。
警察は「身に覚えのないショートメッセージが届いたときは、添付されているURLをクリックしたり、返信しないようにしてほしい。またショートメッセージで現金や電子マネーでの支払いを要求された場合は詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしい」と話しています。