県総合庁舎を建設 土木事務所や中部振興局を集約 大分市明野地区に2029年度完成目指す
大分県が大分市明野地区に土木事務所や中部振興局が入る総合庁舎を新たに建設することになりました。
総合庁舎が建てられるのは大分市明野地区の「あけのアクロスタウン」そばです。
土砂災害や津波の浸水の想定区域外であることや、高速道路に近いなど利便性も良いことからこの場所が選ばれました。
新たな総合庁舎には大分土木事務所が入ります。
県によりますと、現在、土木事務所が入る建物は築50年以上が経過し、老朽化が進んでいるほか、エレベーターが設置されていないなどバリアフリー対応も不十分だということです。
また、津波の浸水想定区域に建てられていて、災害時には被災するおそれもあります。
また、県庁別館が手狭になっていることから、あわせて中部振興局も移転させます。
総合庁舎は4階建てで延べ床面積は5000平方メートルとなる計画で完成は2029年度を予定しているということです。
完成後は災害対策本部の代替施設としての活用も想定しているということです。