【台風10号】「かなりひどい状態」 大分市の住宅でも浸水被害 佐伯市は日曜日に被災者支援窓口開設
大分県内各地に爪痕を残した台風10号。1日、被災地では復旧作業が進められていました。
◆TOS 甲斐菜々子記者
「大分市宮苑に来ています。川が氾濫して流れてきた木の枝やごみなどがガードレールに引っかかったままです」
今回の台風により、賀来川沿いにある大分市宮苑でも住宅の浸水被害が起きました。
被災した家の人たちは1日、濡れて使えなくなった家財道具を家の外に運び出す作業に追われていました。
◆被災した住人
「かなりひどい状況だったので、とりあえず荷物を出した。大変。人手がいない」
一方、これまでに100棟以上の住宅の浸水被害が確認されている佐伯市では1日から市役所に被災者の支援窓口が設けられました。
保険金の手続きなどで必要となる罹災証明書の申請などを受け付けていて、午前中から早速、訪れる人の姿が見られました。
また、台風による交通への影響が続いています。
大分自動車道の由布岳パーキングエリア付近では土砂崩れが発生し、日出ジャンクションと湯布院インターの間の上下線が通行止めとなっています。
ネクスコ西日本によりますと、1日時点では復旧の目処はたっていないということです。