県は11日、サッカーJ3松本山雅FCの本拠地、サンプロアルウィンの新しい座席を公開しました。座席は、信州の山並みをイメージしています。

深緑や緑、それに白の座席。新しくなったサンプロアルウィンのバックスタンドです。この3色で雪が残る信州の山並みを表現しています。

座席の老朽化に伴う改修で、およそ2億1000万円かけバックスタンド中央の2180席を取り外して新しくしました。改修によって、1席の幅を43センチから49センチに広げ、座席数は1割ほど減らして1954席になりました。

また、使用時のみ座席を下げる「跳ね上げ式」にして座席間も通りやすくなっているほか通路のコンクリートの老朽化を防ぐ防水対策が施されています。

3月16日に予定されているサッカーJ3、松本山雅FC対AC長野パルセイロの「信州ダービー」から使用するということです。