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台風10号…長野県内1日午前中にかけて線状降水帯が発生し大雨災害の危険が急激に高まる可能性も【1日午後5時現在】

2024年8月31日 17:49
台風10号…長野県内1日午前中にかけて線状降水帯が発生し大雨災害の危険が急激に高まる可能性も【1日午後5時現在】

台風10号は本州最南端の潮岬周辺を東南東へ進んでいると推定され、県内は1日にかけて大雨になるところがあると予想されています。

台風10号は現在、潮岬の南東約60キロを1時間に約15キロの速さで東南東へ進んでいると推定されています。
県内は、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴う激しい雨の降っているところがります。

1日午前中にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険が急激に高まる可能性があるということです。

交通にも影響が出ています。
JR東海は岐阜県内で正午ごろ、1時間に50ミリの雨量規制値を超えたため、中央西線の特急しなのが午後1時以降、上下線で運休しています。
今後も大雨が見込まれることから特急しなのに関しては終日運休することを決めました。

【神奈川から】
「(仕事で)名古屋に行かないといけなくて きょう中に着きたくて 車で乗り捨てで行けるかなと思ったんですけど2万2000円ぐらい(レンタカーの)乗り捨て代がかかっちゃうって言うのでそれはきついんで ちょっといまかなり焦ってます。」
【名古屋へ】
「(特急で)名古屋へ帰ろうと思ったんですけど 運休になったので こちら(松本)の方で泊まってあしたバスで帰ろうと考えてます」

また、高速バスでも県内と首都圏や関西方面を結ぶ便に運休が出ています。

県内では雨が降っているところもありますが1日午後6までの24時間に予想される降水量は南部150ミリ、中部80ミリ、北部50ミリとなっています。
県内ではあすにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意が必要です。
また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。