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寒波襲来「御神渡り」諦めきれない…諏訪湖では氏子の有志が湖面の観察続ける  4日は凍らず 居座る寒波に期待込め 

2025年2月4日 12:29
寒波襲来「御神渡り」諦めきれない…諏訪湖では氏子の有志が湖面の観察続ける  4日は凍らず 居座る寒波に期待込め 

4日午前6時半の諏訪湖。

湖畔には御神渡りの観察を行う八剱神社の宮司を含め、11人の氏子総代などが集まっていました。

氏子総代
「きょうからあすくらいまで頑張る。執念で!」

諏訪では今シーズン、氷点下が2桁台の日が1日もなく、湖は一度も全面結氷していません。

御神渡りが出現する可能性が低いことから、3日の立春で、氏子たちが集まって行う観察を終了。一方、関係者の有志が4日からの大寒波に望みをかけ観察を続けることにしました。

4日朝の諏訪の最低気温は、氷点下2.3度。

岸辺には、湖のしぶきが風にあおられ植物に着氷する「しぶき氷」が見られたものの湖面は凍らず大きく波を打っていました。

八剱神社 宮坂清宮司
「でも(寒波が)続くようですので。5日間は。それは期待したいです。波とカモはもういいです」

有志による観察は、2月15日まで続けられる予定です。

最終更新日:2025年2月4日 12:30