宮崎震度5弱 諏訪震度1 南海トラフ巨大地震との関連なし 同程度の揺れが起きる可能性あり 気象庁 地震への備え呼び掛け
13日夜、宮崎県で震度5弱を観測する地震があり、長野県内も諏訪で震度1を観測しました。気象庁は、今回の地震が南海トラフ巨大地震との関連はないとしましたが、同程度の揺れが再び起きる可能性があるため、地震への備えを呼び掛けています。
13日午後9時19分ごろ、日向灘を震源とする地震があり、宮崎県で震度5弱を観測しました。
震源の深さは36キロで地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定されています。この地震で長野県内も諏訪で震度1を観測しました。
この地震を受け、気象庁は、専門家らによる評価検討会を開き、南海トラフ地震との関連について調査しましたが、「南海トラフ地震の発生可能性が、平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではない」として南海トラフ地震臨時情報の「調査終了」を発表しました。
南海トラフ地震の想定震源域で地震が起きた場合、長野県内では南部を中心に34の市町村で震度6弱以上の揺れが想定されています。
飯田市民は
「お正月、年の初め、能登半島沖もそうだったけどね。なんか急に年初めに来るもんでね。心配で、南海トラフにつながらなければいいなと思うんだけどね」
飯田市民は
「大きな地震にあったことないもので、自分自身は割と鈍感になってるかなと」
気象庁は、規模の大きな地震が発生したあとは、同程度の揺れが再び起きる可能性があるため、地震への備えを呼び掛けています。