軽井沢町の“世界で一番小さく生まれた男の子” 4年間通った保育園で卒園式 将来の夢は「警察になりたい」【長野】
「世界で一番小さく生まれた男の子」として2018年に体重258グラムで誕生した北佐久郡軽井沢町の関野竜佑さん。4年間通った保育園で25日、卒園式を迎え将来の夢を大きな声で語りました。
お母さんの手を握り、スキップしながら登園した関野竜佑さん。
「(保育園生活はどうでしたか?)ほいくえんたのしかった」「(何が楽しかった?)あそぶ」
2018年10月1日。出生体重258グラム、身長22センチと世界で一番小さく生まれた男の子でした。
あれから6年。
母・関野俊子さん
「お友達と元気に保育園で過ごせたのを感謝しています。りゅうすけも病気もしないでほとんど休まないで行けたいので。(体は)小さいけど元気で負けないね」
卒園式では2人のお兄さんも見守ります。入場では、自分で描いた将来の夢の絵を発表します。
関野竜佑さん
「大きくなったら警察になりたいです」
大きな声で堂々と発表。式が終わると、友達といっぱい走り回る竜佑さん。ときに報道陣からマイクを奪い、カメラマンを笑わせるほど。みんなを楽しませてくれる存在です。
保育士
「友達と関わる上でコミュニ ケーションの仕方とか会話も成長したなと実感しています」
保育士
「にこにこ笑顔で小学校を楽しんでもらいたい」
母・関野俊子さん
「入ったころは何もできなかったけど今はみんなと一緒に歌ったり遊んだりできるようになって良かったです」
父・関野康平さん
「(小学校では)友達からの刺激もいっぱい受けると思うのですくすくと育ってくれたらお思 います」
4月4日、町内の小学校で入学式を迎える竜佑さん。これからは1人で学校までの道のりを歩いて通学します。