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自殺予防週間始まる 県内20歳未満の死亡率ワースト4位 1人で抱え込まずに相談を 弁護士や保健師による相談会を実施 

2024年9月10日 12:16
自殺予防週間始まる 県内20歳未満の死亡率ワースト4位 1人で抱え込まずに相談を 弁護士や保健師による相談会を実施 

10日から始まる自殺予防週間に合わせ長野市では自殺を防ごうと啓発活動が行われました。

JR長野駅では、県や長野市保健所の職員12人が通勤や通学する人たちに自殺予防を啓発するポケットティッシュを配りました。

県によりますと2022年度(おととし)の県内で自殺した人は343人で前の年より増えていて、このうち、おととしまでの過去5年間の20歳未満の死亡率は全国で4番目に高い水準となっているということです。

長野県 保険・疾病対策課清沢 浩志企画幹
「長野県では20歳以下の自殺の数については数年前から危機 的な状況にあるということで一人で抱え込まないで周りの人 に相談してもらいたい」

夏休み明けなど長期休みのあとは悩みを抱えることも多いことから県では電話相談のほか9月は弁護士や保健師による相談会を実施しています。