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【元県議の妻殺害事件】犯行時間帯の「被告の所在や移動」審理最終日 防犯カメラの車両 検察側「被告人の車両と同一、犯行現場の往復は認定できる」弁護側「鑑定結果は信用できない 往復はしていない」反論

2024年10月23日 11:52
【元県議の妻殺害事件】犯行時間帯の「被告の所在や移動」審理最終日 防犯カメラの車両 検察側「被告人の車両と同一、犯行現場の往復は認定できる」弁護側「鑑定結果は信用できない 往復はしていない」反論

3年前、塩尻市で妻を殺害した罪に問われている元県議会議員の裁判員裁判。23日は、犯行時間帯の「被告の所在や移動」についての審理が最終日を迎えました。

殺人の罪に問われているのは塩尻市の元県議会議員丸山大輔被告・50歳です。丸山被告は2021年の9月、自宅兼酒造会社の事務所で妻の希美さん・当時47歳の首を絞めて殺害したとされています。

検察側は事件当日夜、県内6か所の防犯カメラに映る不審車両と被告人の車両が固有の特徴などから同一であるとした鑑定結果をもとに、長野市の議員会館と塩尻市の犯行現場を往復した事実は認定できると主張。

一方、弁護側は防犯カメラに映る車両と被告人の実際の車両を比較して検証していないことなどから検察側の鑑定結果は信用できず、犯行時間帯に往復はしていないと反論しました。

24日からは2つ目のテーマである殺害の動機について審理が始まります。