長野地方気象台によりますと、15日の長野県内は梅雨前線や暖かく湿った空気の影響で各地で雨が降りました。午後4時すぎのJR長野駅前では、雨が時折強く道路を打ち付けていました。

15日午後5時までの12時間に降った雨の量は飯山42.5ミリ、信濃町37.5ミリ、野沢温泉30.5ミリなどとなりました。午後6時現在、中野飯山地域に大雨警報が出されていて、北部では16日明け方にかけて土砂災害に警戒が必要です。北部と中部ではこれまでに降った雨により地盤の緩んでいるところがあり、大雨警報の範囲が拡大される恐れもあります。

16日午後6時までの24時間に降る雨の量はいずれも多い所で、県内全域50ミリと予想されています。長野地方気象台は県内では落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼び掛けています。