サッカーJ3の松本山雅FCとAC長野パルセイロはこの週末、共にホームで試合を行い対照的な結果となりました。

サンプロアルウィンで夏のライチョウをイメージしたサマーユニホームで試合に臨んだ松本山雅。FC大阪を相手に前半2分、ロングスローから安藤のシュートでネットを揺らしますが、これはオフサイドの判定。試合を優位に進める山雅は前半24分、ゴールキーパー大内から左サイドに展開すると、樋口のシュートの軌道を浅川が変え、先制点を奪います。

さらに前半34分には大内からのボールを前線に送り、抜け出した浅川が今シーズン10得点目となるこの日2点目のゴール。高さと強度のある攻撃を武器にゴールに迫る相手に対し、集中した守備でリードを守り切った山雅。4試合ぶりの勝利で順位を9位に上げています。

♪松本山雅・浅川選手
「まだまだ決め切れるところも決め切れていない部分もありますし、１つ目標にしてきた2桁得点に乗せられたのでこのまま残りのシーズンでちゃんと20点以上取るというところを目指して突き進んでいきたい」

一方、ここまで4試合勝ちがないAC長野パルセイロは最下位のいわてをホームに迎えた一戦。序盤からパスのミスが目立ちピンチを招きますが何とか無失点でしのぎます。後半6分、コーナキックを獲得すると逆サイドで折り返したボールを加藤が頭で合わせますが相手キーパーの正面。

ゴールキーパー松原のビッグセーブもあり、得点を許さなかったものの決め手に欠いたパルセイロ。今シーズン初のスコアレスドローに終わりました。