小学校で「さすまた」使った防犯講習会 講師は元警察官「先生たちが守らなければ生徒は守れない」
学校に不審者が侵入した場合に備え上田市の小学校では「刺股(さすまた)」を使った防犯講習会が開かれました。
「武器を捨てろ」
27日、上田市の長小学校では「さすまた」を使った防犯講習会が行われ教員や地元の警察官などおよそ20人が参加しました。
講師は元警察官の原明徳さんが務め自身が開発した不審者の胴をしっかりと挟みこむロック機能のついた最新型の「さすまた」の使い方を確認しました。
体験した教諭
「やってみた時は男の大きな人が前にいてちょっと怖かったんですけど、どういう風に「さすまた」を使えばいいのかというのが分かって役に立そうです」
講師 原明徳さん
「先生たちが守らなければ生徒は守れない。先生たちが頭の隅には危機意識を持って、使い方も基礎的なことから知ってもらうことが大事」
小学校では万が一の場合に備えたいとしています。