【平和の大切さ】写真家・故ジョー・オダネルさんの原爆投下後の写真から学ぶ 小学校で特別授業
平和の大切さを伝えようと、アメリカの写真家、ジョー・オダネルさんと親交のあった男性が、滝沢市の小学校で特別授業をしました。
元アメリカ軍の従軍写真家、故ジョー・オダネルさん。原爆投下後の長崎で、死んだ弟を背負って火葬場に立つ少年を写真に収め、世界的に知られています。
24日は、30年前、知人を通じてオダネルさんと知り合った盛岡市の山崎真さんが、鵜飼小学校の6年生に特別授業をしました。
山崎さんは、オダネルさんが写真に込めた思いなどを、1時間近くにわたって話し、子どもたちはメモを取りながら一心に耳を傾けていました。
児童
「それぞれの考え方はあるけどやっぱり命を奪う、危険なもので争うのはあんまりよくないなって思いました」「新聞や自分たちから学校に広めていって、どんどん周りの人から思い気持ちとかを伝えられるようにしていきたいです」
山崎真さん
「戦争がいかにいけないことかということを、オダネルさんもそこで気が付いたわけですから、平和をいかに求めるかっていうことを、そういう目で見てもらいたいんだと」
子どもたちは、それぞれ平和について思いを巡らせていました。