【能登半島被災地で医療支援】医療従事者らが災害医療支援の教訓語り継ぐ 盛岡でフォーラム
能登半島地震の被災地で医療支援に携わった医療従事者らが経験を伝えるフォーラムが9日、盛岡市で開かれました。
これは、福祉に関わる問題について、いわてリハビリテーションセンターが毎年テーマを変えて行っているもので、9日はオンライン参加を含めておよそ140人が参加しました。
フォーラムでは、県内の医療従事者らが、ことし1月に発生した能登半島地震の被災地での支援活動について報告しました。
岩手医科大学の災害派遣医療チーム「DMAT」は、現場で直面した真冬の安全管理の難しさや、安定した情報共有システムの必要性などを挙げました。
発表者は「被災経験がある県民としての知見を生かしつつ、新たに生まれた課題を解決していく必要がある」と話していました。