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【ブランド化を目指す】川井赤しそがGI登録

2025年2月4日 18:32
【ブランド化を目指す】川井赤しそがGI登録

 岩手県宮古市川井地区の特産品、「川井赤しそ」が、GI・地理的表示保護制度に登録されました。生産者が激減する中、ブランド化の切り札にしたい考えです。

 川井赤しそは、葉の裏が赤紫色の全国でも珍しいしそで、香りが強く、厚みがあるのが特徴です。

 4日には、生産者らが宮古市役所を訪れ、地域ならでは特徴を持つ産品だと国が認定する「GI・地理的表示保護制度」への登録を市長に伝えました。

川井しそブランド推進協議会杉下一雄 会長
「嬉しいです。生産農家が減ってきてますけども、これを機に新たにやる方、あるいはいま休んでいる方が、また元気を出して、生産していただくようになればいいなという風に考えています」

 かつては70人いた生産者は、この30年でわずか17人に減少。高齢化も進んでいることから、ブランド化をはかり後継者を増やそうという考えです。

 岩手県内のGI登録は、川井赤しそで10件目となります。

最終更新日:2025年2月4日 18:32