「天国から見てもらえれば…」 震災追悼行事に向けて災害公営住宅の入居者が”灯ろうづくり”
盛岡市では8日、災害公営住宅に住む人たちが東日本大震災の追悼行事「祈りの灯火」の会場に並べる「灯ろう」を作りました。
「祈りの灯火」は、東日本大震災の翌年から毎年3月11日に行われている追悼行事です。
盛岡市の災害公営住宅、「県営南青山アパート」で行われた灯ろうづくり。
震災後に沿岸から移り住んだ人など7人が、牛乳パックを桜の花びらの形に切り抜くなど鎮魂の祈りを込めて、灯ろうを作りました。
(震災で親せきなどを亡くした女性)「やっぱり戻ってきてほしいなと思う。ここでみんなが作ったのを天国から見てもらえれば」
南青山アパートでは、2月15日と22日にも灯ろうづくりが行われ、あわせて1600個を制作する予定です。
最終更新日:2025年2月8日 17:34