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震災被災地つなぐ絆の祈り 能登・神戸から東北へ【東日本大震災14年】

2025年3月12日 18:52
震災被災地つなぐ絆の祈り 能登・神戸から東北へ【東日本大震災14年】
の祈りです。東日本大震災の発生から14年となった11日、同じ震災の被災地、石川県と兵庫県でも犠牲者に追悼行事が行われました。

◆輪島市役所
黙祷
◆金沢市
黙祷

去年の元日に発生した能登半島地震の被災地、石川県。
黙とうを捧げたのは、地震のあと、金沢市に避難した人と、東日本大震災で被災し、東北から北陸に移り住んだ人たちです。去年から交流を深めています。

珠洲から避難した女性
「それ(困難)を越えられて、14年目を迎えられて、大変だったなと思いますよ」「やっぱり力になります、とても 元気で素晴らしい方なので、自信がついたといいますか」

追悼行事は発生から30年を迎えた阪神・淡路大震災の被災地でも。
およそ1500個のろうそくに火が灯され、「よりそう」という文字が描かれました。

被災した男性
「阪神・淡路大震災の時に、全国から『神戸頑張れ』と言ってくださったので東日本の方々にも僕らはずっと応援していくつもり」

◆灯り
(ありがとう)

東日本大震災の犠牲者を悼み、釜石市の根浜海岸に並べられた1万個の灯り。

岩﨑昭子さん
「空の大切な人と、一緒に生きている大切な人と一緒にその日を祈るということを」「そういう時間を作りたいと思って」

大船渡で山林火災が発生したことしは、特別な思いが込められています。

岩﨑昭子さん
「火事は私たちにとって津波に見えるんです。2度目の津波を 体験している思いだろうなと」「とにかく皆さんが安心できる気持ちになることを祈っています。大船渡の皆さんが」

震災から14年。一つ一つの小さなあかりが被災地の絆を強くしています。
最終更新日:2025年3月12日 18:52