賃上げ実現へ!連合山形が総決起集会 連合 芳野会長「中小・小規模事業者は遠慮せずに価格交渉を」
山形県内最大の労働団体連合山形が2日、春季生活闘争、いわゆる春闘の勝利を目指す総決起集会を山形市で開き、去年を上回る賃上げに向け結束を高めました。
春闘は企業の労働組合が新年度以降の労働条件について、経営者側と交渉するものです。
2日は県内およそ250の労働組合が加盟する連合山形の総決起集会が開かれました。
ことしのスローガンは「みんなで賃上げ、ステージを変えよう」です。連合本部の芳野友子会長は、「ことしは経済、賃金、物価が安定的に上昇し、ステージ転換する正念場。中小・小規模事業者は、遠慮せずに価格交渉を行うことを強く求めたい」と話しました。
連合 芳野友子会長
「昨年30年ぶりの高水準という結果を出したが残念ながら物価上昇には追い付かず、実質賃金のマイナスが続いている。ことしについては昨年を上回る結果が出せるよう全力を尽くしていきたい」
春闘は今月、大手企業から順次山場となり賃上げの実現が叶うか注目されます。