酒田市・飽海郡区の県議会議員補欠選挙 現職市議が出馬表明 新人同士の一騎打ちか
告示まで1か月を切った酒田市・飽海郡区の県議会議員補欠選挙を巡り、19日、酒田市議会議員の佐藤喜紀さんが、正式に出馬を表明しました。補欠選挙への出馬を表明したのは2人目で、これまでのところ、新人同士による一騎打ちの選挙戦となる公算が大きくなっています。
酒田市議会議員佐藤喜紀さん(49)「一番の理由としてはことし7月25日に発生した大雨による災害です。被災された個人の生活、生業の再建にはまだまだほど遠い状況にあります。一日も早い災害からの復旧復興。市民の皆さんの生活、生業の再建を目指して活動したい」
酒田市・飽海郡区の県議会議員補欠選挙は、前の県議の辞職に伴い実施されるもので、1月17日に告示され、26日に投開票が行われます。出馬表明した酒田市議会議員の佐藤喜紀さん(49)は現在2期目で、市議会の建設経済常任委員長を務め、自民党酒田支部では幹事長のポストに就いています。18日付けで自民党本部の公認を受け12月末には市議会議員を辞職する予定です。
この県議補選をめぐっては、酒田市職員労働組合執行委員長の佐藤寿さん(47)が11月、出馬表明しています。佐藤寿さんは立憲民主党の公認を受け、12月14日に選挙事務所開きを行いました。これまでのところ2人のほかに出馬の動きはなく、新人同士による一騎打ちの選挙戦となる公算が大きくなっています。