山形県知事選挙の期日前投票始まる 選挙戦見通しが直前で積極的な啓発活動できず
現職と新人による一騎打ちの選挙戦に突入した山形県知事選挙の期日前投票が11日から県内各地でスタートしました。このうち山形市では、朝から有権者が一票を投じていました。
県知事選に立候補したのはいずれも無所属で現職で5回目の当選を目指す吉村美栄子さん(73)と新人で福島県白河市在住の自営業・金山屯さん(84)の2人です。
県・選挙管理委員会によりますと、10日から25日までの期間中、県内35市町村のあわせて76か所で期日前投票が行われます。このうち、山形市役所では朝から有権者が訪れ一票を投じていました。
投票に訪れた人「山形県の未来を真剣に担ってくれる方を選んだ。人口が100万人を切ることが目前に迫っているので人口を増やす政策または交流人口を増やして山形県を活性化してくれる人に担ってほしい」
山形市によりますと、今回の県知事選は選挙戦となる見通しとなったのが直前だったため、投票を呼び掛ける啓発活動を積極的にできなかったということです。
山形市選挙管理委員会 武田吉浩事務局長「投票に来られる方が若干少ない感じはするが投票日は雪の状況本人の事情、都合もあるので期日前投票も実施しているので権利の行使をしてほしい」
県選管によりますと、前回2021年の県知事選では、投票した人の4割近くに当たる21万5186人が期日前投票を利用したということです。