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山形県内大雪で交通網混乱 山形新幹線に運休や遅れ 庄内町ではバスが脱輪する事故も

2025年1月10日 18:20
山形県内大雪で交通網混乱 山形新幹線に運休や遅れ 庄内町ではバスが脱輪する事故も

山形県内は9日からの大雪で交通にも大きな混乱が出ました。山形新幹線つばさは始発から新庄ー福島駅の間で運転を見合わせました。

埼玉から「朝は動いていなくて帰れないので昼から帰る。初市をやっているみたいなのでそれを見てから帰る」

JRによりますと、山形新幹線つばさは9日午前11時過ぎに上下線で運転を再開しましたが、午後2時現在で上下合わせて13本が運休や区間運休になりました。およそ3000人に影響が出ました。また、大雪の影響で午後4時半ごろ、米沢駅でポイントが切り替わらないトラブルが発生し、つばさの一部列車に遅れが発生しています。

このほか、奥羽線が米沢ー庭坂駅間で終日区間運休となりました。米坂線は11日米沢駅と長井市の今泉駅の間で始発から正午まで運休となる予定です。空の便は庄内空港で羽田行きの2便が欠航しました。
一方、庄内町では午前7時ごろ、山交バスが運行する陸羽西線の代行バスが路肩に脱輪する事故がありました。バスには運転手と乗客4人のあわせて5人が乗っていましたが、ケガ人はいませんでした。バスの運転手は「雪と地ふぶきで道路が見づらかった」と話しているということです。
強い冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で県内は11日の明け方にかけても引き続き大雪に注意・警戒が必要です。11日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で村山、置賜、庄内、最上の山沿いで50センチ、庄内を除く平地で30センチとなっています。また、庄内の海上では10日夜遅くにかけて高波に警戒が必要です。

最終更新日:2025年1月10日 20:53
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