山岳観光道路「蔵王エコーラインが開通」 観光客の期待も大きく 6時間前から並ぶ人も
冬の間、閉鎖されていた山岳観光道路・「蔵王エコーライン」が26日、半年ぶりに開通しました。
蔵王エコーラインは、山形県上山市と宮城県蔵王町とを結ぶ全長26キロの山岳観光道路で、毎年冬期間は閉鎖されています。
午前11時から行われた開通式には、山形・宮城両県の観光担当者など、およそ120人が参加しました。神事で山岳道路の交通安全や、夏山登山の無事故などを祈願した後、テープカットで開通を祝いました。そして開通を待ちわびていた先着11台に特産品が配られました。
「蔵王町からの特産品でございます。ドライブ楽しんでください」
山形県側一番乗りのドライバー「5時前から並んでいた。4年前にも一番になった。天気もいいのでお釜見てから帰ろうと思う」
さいたま市から「この通りを通ってみたかったから来た。最高。快晴だから」
宮城県側一番乗りドライバー「仙台出たのは夜中12時過ぎ。きょうは天気もいいしこの後お釜も見に行く」
蔵王ライザワールド垂石憲紀社長「去年のGW後の5月8日に新型コロナが感染症法の位置づけで5類に下がったので去年より交通量が多くなるのではと大変期待している。円安ということもありもう1回国内回っていただいて蔵王にも来ていただきたい」
上山市観光・ブランド推進課 佐々木慶課長「コロナもだいぶ落ち着いた。国内もそうだし海外からも来てもらい蔵王連峰の四季折々の魅力を楽しんでもらいたい」
開通した蔵王エコーラインは凍結のおそれがあるため、5月7日までは夜間通行止めとなります。