地元企業の魅力発見!米沢商業高生たちが企業見学バスツアー
将来の仕事選びに役立ててもらおうと米沢商業高校で2年生を対象にした企業見学が行われました。生徒たちはバスツアーで地元企業の魅力を再認識しました。
「魅力発見バスツアー」と題した企業見学は、地元企業について深く知ることで県内への定着を図ろうと、米沢商業高校が3年前から行っています。米沢市をはじめ、2つの市2つの町の企業17社が協力し、2年生の生徒77人が5つの班に分かれ各企業を巡りました。このうち、米沢食肉公社では、担当者から精肉から加工品の販売まで社内で一貫生産体制を確立しているなど事業内容の説明を受けました。
担当者「集合!ここで試食しまーす」(生徒拍手)
会社を知るには、商品を知るのが近道。全国に誇るブランド牛・米沢牛の焼き肉です。
生徒たち「いただきまーす」「うま」「うま」「うま」「うまい」
そのおいしさにはしが止まりません。
「でっかいのいっていい?」「いいよ いいよ」「これ2個とりな」「めっちゃうまい」
関西弁まで飛び出すほど。
「ご飯欲しい」「おいしいでーす」
生徒の笑顔は企業側の喜びにもつながります。
米沢食肉公社・石川嵩典さん「ぜひ味を知っていただいて当社で働きたいと思っていただければすごくうれしいです」
この後生徒たちはおいしさの秘密はどこにあるのか、米沢牛の精肉の過程や部位の名称など製造工程を見学。
担当者「2番目のサーロイン、20キロぐらい1本分であります。だいたいあれ1本で20万円くらいです」
さらに、ソーセージなど加工品の製造についても担当者の説明を受けながら学びました。
生徒たちは、地元の企業の特長や素晴らしさを新たに発見したようでした。
学校は、このツアーによって地元や企業への愛着が増しているとしており、地元への定着率が一層高まってほしいと話しています。