「作ったかいがある」手作りの革製品や陶器を出品 特別支援学校の生徒たちが販売会を開催
山形県村山市の特別支援学校の生徒たちが手作りした作品の販売会が23日、東根市で開かれ、生徒が売り場に立って買い物客と触れ合いました。
「いらっしゃいませどうぞご覧になって下さい。」
中川悠アナウンサー「オープン直後から多くのお客さん生徒手作りの商品が数多く並ぶ。」
村山市の県立楯岡特別支援学校高等部では、接客のマナーを学んで販売の楽しさややりがいを感じてもらおうと毎年、生徒たちが作業学習で製作した作品の販売会を開いています。
生徒たちは、「木工班」や「クラフト班」といった5つのグループに分かれ、去年10月から製作を始めました。会場には、手作りの陶器やエコバック、キーケースなど多彩な作品が並びました。
革製品を手作りした県立楯岡特別支援学校高等部3年斎藤琉生さん「革を型紙に合わせて線を引き、ガタガタにならないようにまっすぐ切るところを頑張った。お客さんに『自分が作ったものです』と勧めることを頑張る」
この日は、3年生19人が接客を担当。手作りの製品をアピールするなどして、買い物客と触れ合っていました。
「ありがとうございました」
来店客「靴下の端でリサイクルした商品でたわしになると言っていた。みんな一生懸命に作ったのが伝わってきて良かった。」
県立楯岡特別支援学校高等部3年斎藤琉生さん「いまのところいっぱい売れています。作ったかいがあって、とてもうれしい。」
生徒が手作りした作品の販売会は、24日と25日も東根市のイオン東根店でそれぞれ午前10時20分から開かれます。