日本一早い出荷のサクランボ 東京・大田市場の初競りで過去最高額落札 その価格は
山形県天童市から4日に出荷された超促成栽培のサクランボの初競りが5日、全国の市場で行われました。このうち、東京の大田市場では、過去最高額で競り落とされました。その価格は。
一番の目玉は、天童市内の生産者・花輪和雄さんが超促成栽培で育てた佐藤錦。日本一早いサクランボとして、4日、全国各地に出荷されました。
中でも、注目を集めるのが、2Lサイズの大玉、500グラムが入った桐箱です。東京の大田市場の初競りでは去年、過去最高額の130万円で競り落とされました。ことしは去年を10万円上回る140万円で落札され、過去最高値を更新しました。
一方、天童市の天童青果市場では、5日午前7時ごろから初競りが始りました。
こちらでは過去最高に並ぶ100万円で落札されました。
落札者したジェイエイてんどうフーズ営業本部・冨樫智彦本部長「ことしは自然災害等がなく安定した豊作への思いを込めて競りに参加した」
桐箱には、68粒の佐藤錦が入っていて、1粒当たりではおよそ1万4700円の高値が付きました。