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山形市で春の訪れを告げる花「マンサク」咲く 暖冬傾向が続き例年より10日早く

2024年2月7日 17:38
山形市で春の訪れを告げる花「マンサク」咲く 暖冬傾向が続き例年より10日早く

暖冬傾向が続く山形県内ですが7日朝は最低気温が長井市で氷点下8・1度、山形市で氷点下4・1度を観測するなど各地で冷え込みました。こうした中、山形市では春の訪れを告げる花「マンサク」が早くも咲いています。

山形市蔵王半郷にある福祉施設「まんさくの丘」の敷地内やその周辺には黄色やピンクの花を咲かせる「マンサク」およそ40本が植えられています。このうち施設に向かう道路のそばに植えられているこの「セイヨウマンサク」は、一本だけ毎年最も早く花を咲かせます。ことしは暖冬の影響で例年より10日ほど早く、満開を迎えています。

まんさくの丘志藤聡所長「『まず咲く花』からマンサクの花と名付けられた説もある。とりわけことしは暖冬と相まって一番に春を感じられる花になっている」

ほかの「マンサク」も例年3月上旬に咲き始めますがことしは暖冬で開花が早まる可能性があるということです。

まんさくの丘志藤聡所長「まんさくの丘の名称のもととなった木でもあるので大切にしていきたいと思っている」

この施設の「マンサク」は開花後おおむね2週間は楽しめるということです。