大蔵村肘折1メートル5センチ 米沢38センチ 山形県内冬型続く 今シーズン初の雪害事故も
24日の山形県内は冬型の気圧配置が続くため断続的に雪の降る所が多くなる見込みです。尾花沢市では今シーズン初めて除雪中の雪害事故も発生しています。
県内は23日、冬型の気圧配置が続き各地で雪となりました。酒田市では午前中に強い風が吹き、横殴りの雪が降る時間帯もあり、海は白波が立っていました。
山形地方気象台によりますと午後4時現在の積雪は大蔵村肘折で1メートル5センチ、西川町大井沢で99センチ、米沢で38センチなどとなっています。
こうした中、午前8時前、尾花沢市の自宅で除雪作業中の46歳の男性が除雪機に右手を巻き込まれ、大けがをする事故がありました。県によりますと、雪による人的被害は今シーズン初めてということです。
JR東日本よりますと午後4時現在、羽越線の普通列車上下合わせて4本が運休しました。24日は奥羽線で始発から昼ごろにかけて運休や遅れが発生する見込みです。山形新幹線は通常運転の予定です。警報級の大雪の可能性は低くなりましたが、山形地方気象台は交通障害や屋根からの落雪、電線や樹木の着雪に注意するよう呼びかけています。