×

「平和」「繁栄」「進歩」山新3P賞表彰式 大神雄子さん「元気と勇気を与えられる存在に」

2024年3月19日 21:28
「平和」「繁栄」「進歩」山新3P賞表彰式 大神雄子さん「元気と勇気を与えられる存在に」

山形新聞・山形放送が「平和」「繁栄」「進歩」の3つの分野で活躍した個人や団体を称える「山新3P賞」の表彰式が山形市で行われました。

ことしで67回目となる「山新3P賞」には、2人と1つの団体が選ばれました。

表彰式では、山形新聞の寒河江浩二会長から受賞者に表彰状とブロンズ像が手渡されました。

このうち「平和賞」には、山形市出身でバスケットボール女子Wリーグ・トヨタ自動車アンテロープスのヘッドコーチを務める大神雄子さんが選ばれました。

大神さんは、バスケットボール女子の日本代表主将として長く活躍し、去年、日本人3人目となる国際バスケ連盟の殿堂入りを果たしました。

「繁栄賞」に選ばれたのは、山形市の日本地下水開発です。地下水の熱を冷暖房に使用する独自のシステムを開発。環境負荷の低減や省エネ性能などが高い評価を受け、国内外でSDGsの取り組みを広げています。

表彰式に引き続き、受賞者の特別講演会が開かれました。

この中で平和賞の大神雄子さんは、地元山形で出会った人や環境が、今の自分をつくっているなどと話しました。

大神雄子さん「人っていうのは、育ってきた環境と出会った人でできている。私自身が皆さんに元気と希望を与えられるような存在であるために、ポジティブで常に上機嫌な人間でいたい」

進歩賞を受賞した天童市出身で阪神タイガースの中野拓夢さんは、プロ野球開幕直前のためビデオメッセージを寄せました。

阪神タイガース中野拓夢選手「ことしは選手会長としてチームを引っ張っていく立場になる。プレッシャーに感じず、自分のやるべきことをしっかりとやって、チームの連覇に貢献できるようにこれからも精いっぱい頑張っていきたい」

会場からは受賞者たちのこれまでの活躍に、大きな拍手が送られました。