山形市内のコンビニエンスストアの駐車場で発生した死亡ひき逃げ事件で逮捕された55歳の男が11日、過失運転致死の罪で起訴されました。

過失運転致死の罪に問われたのは山形市江南4丁目の無職・関口隆容疑者（55）です。
起訴状などによりますと関口被告は2月18日午前11時40分ごろ、山形市内のコンビニエンスストアの駐車場でピックアップトラックと呼ばれる車を運転し、バックする際に、後方の安全確認が十分でないまま発進。その際、歩行中だった当時88歳の男性に気づかず衝突して転倒させました。
さらに、前進する際に、車の右側の後輪で男性をひいて死亡させたものです。関口被告は、ひき逃げをした道路交通法違反の疑いでも逮捕されていましたが、検察はこの件については処分保留として今後、任意で捜査を続けるとしています。
捜査関係者によりますと関口被告はこれまでの警察の調べに「何かにぶつかったが人だという認識はなかった」などと容疑を否認していました。