「例年以上に甘い仕上がり」 種なしブドウ「シャインマスカット」収穫最盛期 山形・高畠町
パリッとした皮と爽やかな甘さが魅力の種なしブドウ「シャインマスカット」。山形県高畠町の園地で今、収穫が最盛期を迎えています。
実がパンパンに膨らんだ「シャインマスカット」。高畠町竹森にある四釜昌和さんの園地では、今、シャインマスカットの収穫が最盛期を迎えています。シャインマスカットは、皮ごと食べられ、爽やかな甘みが特徴です。種がないため、子どもでも食べやすい品種です。
ブドウ農家 四釜昌和さん「ことしは6月から高温が続き、ブドウの生育が早く、作業が大変だった。(味は)例年以上に甘い仕上がりになっている」
こちらの園地では、暑さの影響で、例年より1週間ほど早く9月10日から収穫が始まっています。6月以降、夜に気温があまり下がらなかったことで、例年に比べシャインマスカットのほか、ピオーネなど紫色の品種でも色づきが悪くなっているといいます。
ブドウ農家 四釜昌和さん「(暑いと実の表面に)シミができる。ことし夜の気温が高くて20度を下回る時がなく、色づきに苦労している」
暑さにより実の見た目に影響が出ていますが、味の仕上がりは上々の出来。パリッとした食感と甘みを味わってほしいと話しています。
ブドウ農家 四釜昌和さん「シャインマスカットは皮が薄く、小さいお子様でも食べられるので皆さんで楽しんでほしい」
こちらの園地では来週まで収穫作業を行う予定で、ことしは例年並みの1.5トンの収量を見込んでいます。