糖度は18℃以上、県内有数のブドウの産地・山形市の本沢地区で「デラウェア」の出荷始まる
県内有数のブドウの産地、山形市の本沢地区などで「デラウェア」の収穫が本格化し、21日出荷式が行われました。ことしもさっぱりと甘く仕上がりました。
こちらは上山市久保手にある井上謙吾さんの畑です。20日から「デラウェア」の収穫が始まり、連日作業に追われています。収穫作業は9月中旬まで毎日、続くということです。
ブドウ生産者・井上謙吾さん「栽培管理も大変だったがやっとここまできた味は十分甘さがのっておいしい」
井上さんが出荷する山形市のJAやまがた本沢集荷所では去年より3日早く、21日から本格的なデラウェアの出荷が始まりました。式では生産者やJA職員らおよそ30人がシーズン中の収穫と出荷作業の安全を祈願しました。JAやまがたによりますと、今年は4月以降、暖かい日が続き生育が順調に進んでいて、例年通りさっぱりとした甘さのデラウェアに仕上がったということです。
本沢地区生産者代表・三浦克裕さん「いよいよ始まった。デラウェアは約3か月間の出荷。種なしで大きさも手ごろでお子さんから高齢者まで食べられるのでまずはデラウェアを食べてもらっていろんな品種を楽しんでもらえれば」
デラウェアの出荷のピークは、7月中旬からお盆ごろまでで本沢地区を含むJAやまがた西部営農センターからは去年より1割ほど多い460トンの出荷を目指しています。