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「いい子にします」 遊佐町で正月の伝統行事「アマハゲ」鬼の面とみのを身に着け家々回る

2024年1月4日 17:25
「いい子にします」 遊佐町で正月の伝統行事「アマハゲ」鬼の面とみのを身に着け家々回る

鬼の面を身に着けた「アマハゲ」が家々を回って子どもたちの怠け心を戒め、家内安全を祈る山形県遊佐町の正月の伝統行事「アマハゲ」が3日、行われました。

「アマハゲ」は、遊佐町吹浦の3つの地区で江戸時代から行われているとされる正月の伝統行事です。
3日夜はこのうち女鹿地区で行われ、住民や帰省した若者ら7人が神の使いとされる「アマハゲ」に扮し、奇声を発しながら地区の家々を回りました。
「ケンダン」と呼ばれるみのと鬼の面を身に着けたアマハゲは、子どもを抱きかかえながら「いい子にすっがー」と怠け心を戒めていました。

「いい子にします!いい子にする!」
「元日から地震があって大変だけどいい年でありますように願いたいこの子たちもすくすく育ってほしい」
「いろんなことが起きる事故とか多いですけど無事健康に過ごせたらいい」
「丈夫にけがしない病気もしないで育ってほしい」

「アマハゲ」は6日には鳥崎地区で行われます。