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火力が強く長持ちする東根市の「関山炭」 地元の児童が文化を残そうと販売

2023年11月14日 16:11
火力が強く長持ちする東根市の「関山炭」 地元の児童が文化を残そうと販売

山形県東根市の関山地区でかつて盛んに生産されていた「関山炭」の文化を残していこうと、地元の児童が自分たちで作った関山炭を販売するふるさと学習が14日、行われました。

児童「関山炭を販売しています。 3キロ600円、5キロ1000円、1家族3箱まででお願いします。 ナラの木で作った火力が強いとってもいい炭です」

東根市の高崎小学校では、学区内の関山地区で戦前から戦後にかけて盛んに生産された「関山炭」の文化を残していこうと毎年、生産者らの協力を得ながら児童が炭焼きから販売までを行っています。「関山炭」は関山地区のナラの木を使ったもので、火力が強く長持ちするのが特徴です。
この日は、4年生9人がことし7月に窯入れして完成した炭を3キロと5キロの2種類、80箱用意し、地元の人などに販売しました。

購入した女性「煙も出ないしすごくいい炭。市販のものより安いし地元の子どもたちが一生懸命作っているので毎年買っている」
男性「5キロの箱2つ 10キロ材料がいい ナラ炭だからバーベキューをする」

児童 「いらっしゃいませ~」「5キロ1つでよろしいですか?」「はい ありがとう~」
女子児童「去年よりもよく売れたと思うからすごくよかった。購入した人がみんな笑顔になっていたからよかった」
男子児童「炭を販売してお客さんの喜ぶ顔が見られてとてもうれしかった」
男子児童「(どれぐらい上手に接客できた?) マルでいうとハナマルですかね。たくさん売れてうれしい」

高崎小学校での炭の販売は15日と16日も行われます。