「雪の回廊」の高さは去年より低い6メートル 月山スキー場のオープン前に道路の除雪作業
夏スキーが楽しめる西川町の月山スキー場が4月、オープンするのを前に道路の除雪作業が大詰めを迎えています。道路脇の「雪の回廊」は、暖冬の影響で例年の3分の2程度ととなっています。
除雪作業が行われているのは、月山志津温泉と月山スキー場を結ぶ約5.4キロメートルの県道「月山志津線」です。
こちらの道路は雪のため、冬の期間は封鎖されていますが、4月12日の月山スキー場のオープンに向けて除雪作業が行われています。
ことしの作業は、暖冬の影響で雪が少なく去年より3日遅い3月11日から始まりました。除雪はすでに9割ほどが終わっていてきょうは姥沢駐車場前の県道で作業が行われました。一方、道路脇の高い雪の壁が迫る「雪の回廊」にも暖冬少雪の影響が表れています。
こちらは去年の「雪の回廊」です。高さは例年並みの8メートルありました。ことしは、3月にまとまった雪が降り、積雪は増えましたが、高さは去年より2メートル低い6メートルほどとなっています。
県村山総合支庁西村山道路計画課の柏原正志 主査「2月中旬までは暖冬の影響で西村山管内で積雪が例年の半分もいかない状況だった。3月に入って例年よりは低いが、きちんとした『雪の回廊』が出来たので皆さんにぜひ楽しんでもらえれば。」
道路の除雪作業は、3月26日まで続けられ、4月11日に開通します。