アシストスーツ使い雪灯籠作り 除雪作業の負担軽減できるか実証実験
工事現場などで使われるアシストスーツを使って除雪作業の負担を軽減できるかの検証が6日、米沢市で準備が進む「上杉雪灯篭まつり」の会場で行われました。
このアシストスーツを使った雪灯籠の制作はNTT東日本山形支店が除雪作業の負担軽減の検証のために企画しました。米沢市の上杉雪灯篭まつり会場では2月10日からの開催を前に灯籠の作成作業が急ピッチで進められています。
検証は作業員がアシストスーツを来て実際に雪灯籠を制作して行いました。作業員がスコップで雪をすくい上げ四方を高さ2メートルほど板で囲まれた空間に雪を詰め込んでいきます。アシストスーツは高い反発力のあるゴムと空気を詰め込んだ管が、筋肉の動きを補助して作業の負担を軽減するということです。
従業員「腰の負荷が軽減できた重労働だったが。着ると着ないでは着た方が楽。暑いというのはある。」
NTT東日本山形エリア統括部雨宮峻さん「重いものを持ち上げるときや掘削作業といって電柱を建てるときに穴を掘ったり大変な作業があるのでそういうときに使っている。山形県だと高齢の方が多かったり女性で働く方も多いので力があまりない方にサポートして少しでも楽にしてもらえるよう貢献していきたいサポートしていきたい」
NTT東日本はアシストスーツを活用して高齢者の除雪の負担軽減を図っていけるか検討を進めるとしています。